地域で増えている空き家を活用した新たな取り組みです。宮城県登米市に空き家を活用した宿泊施設がオープンし、24日に関係者にお披露目されました。

宮城県登米市迫町新田にオープンしたのは、宿泊施設の「伊豆沼レイクヒル天上」です。24日は、市の関係者ら20人あまりが出席し、神事を行って施設のオープンを祝いました。

この施設は、1979年に建設された木造平屋の空き家を1棟貸し切って宿泊できるもので、地元の農業生産法人でハムやソーセージなどの加工品を製造する伊豆沼農産が運営にあたります。

あわせて30畳の広々とした和室やベッドを備えた2つの寝室などがあり、1日1組限定で最大9人まで宿泊することができます。

伊豆沼農産 佐藤裕美取締役:
「田舎ならではのゆっくりと時間が流れていくような時を楽しんでもらいたい。春から冬までそれぞれの季節ごとに楽しめるアクティビティがたくさんあるので、是非遊びにきてほしい」

伊豆沼農産は、地域で増加している空き家を活用した新たな宿泊事業を進めながら都市と農村との交流やインバウンドを含めた誘客に取り組んでいくことにしています。