飲食店での寄付が子どもへの食事提供につながる「フードリボンプロジェクト」が宮崎県日南市で始まりました。
こども食堂を補うというこの取り組みは、飲食店を利用したついでに気軽に参加できる仕組みとなっています。
(三浦功将記者)
「店の利用客がこちらのカウンターで300円を支払うと、こういったリボンがいただけます。このリボンをこちらのボードにパチンと貼り付けるだけで、今回のプロジェクトに参加することができます」
フードリボンはロングスプーン協会が全国で進めている活動で、日南市が九州の自治体としては初めて市内の2つの飲食店と連携して今月から始めました。
(日南市こども課 横山史朗課長)
「今回の取り組みに加えて、子ども食堂が広まることによって、子どもたちが健やかに成長できればいいなと思っている」
この活動は、飲食店の利用客がリボンを300円で購入し、店内に掲示。
その後、店を訪れた中学生以下の子どもが掲示されているリボンを店員に渡せば、食事を無料で食べられます。
(プロジェクトに参加した人)
「みんなで来てワイワイやってくれれば、みんなうれしい。お店の方も…」
日南市のこちらの店は、今月1日から活動に参加していて、余った食材などを活用し、日替わりで食事を提供しています。
24日は、オムライスが作られました。
(油津珈琲+ 池邊いずみさん)
「おなかいっぱいになって、周りの大人たちの優しい気持ちをお料理を通して伝えていけたらいいなと思っている」
また、この店では、寄付者が子どもたちへ宛てた直筆のメッセージを飾っています。
(子ども)「おなかいっぱい食べてねって書いた」
(油津珈琲+ストアマネージャー 小室優花さん)
「子どもたちの笑顔、しっかりご飯を食べてくれている姿を間近で見ることができて私たちもすごくうれしい。各小学校区に1個ずつでもそういった店が増えていくと、たくさんの子どもたちにより伝わっていくと思うので、私たちが成功事例となって(参加店が)増えていくことを願っている」
寄付が子どもの食事につながるこの取り組み。日南市は、プロジェクトに参加する店を今後増やしていきたいとしています。
夏休みで給食がなく、昼食に困っている子どもがいるかもしれませんので、そういった子どもたちが気軽に利用できるようになるといいですね。
日南市は、今後、店にのぼり旗などを立てて子どもたちが利用しやすい雰囲気を作ることも検討しているということです。
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