あしたで去年7月に起きた豪雨災害から一年です。
山形県鶴岡市できょう、万が一の事態に備え大雨を想定した救助訓練が行われました。
この訓練は、台風が多くなるこの時期に大雨災害の発生に備えようと毎年行われているもので、きょうは鶴岡警察署の署員と警備部機動隊員の合わせて16人が訓練に臨みました。

「投げますよ。これつかんでくださいね。そのままつかんでくださいね」

訓練では、ロープが付いているバッグを岸から救助者に投げて救助する訓練をはじめ、ゴムボートの上からの救助やボートの操縦訓練などが行われ、警察官たちは
去年の大雨災害の甚大な被害を教訓として真剣に訓練に臨んでいました。

鶴岡警察署 大場充義 巡査長「去年の豪雨災害の日に勤務で、現場から上がってくる写真などを見て、すごい甚大な被害だったんだなと今訓練を通して思い出した。いつ災害が起こるか分かりませんので自分の動き方などを確認をしながら勤務していきたい」

鶴岡警察署 横沢善樹 巡査長「単純に難しかったのもそうだが、近年、土砂災害や河川の氾濫などの災害が増えていますので、日頃から訓練を通して修練を積んでおけば本番も慌てず出来ると思うのでいい経験になった」

鶴岡警察署では、今後も定期的に訓練を行ない、万が一の災害に備えるとしています。