備蓄米は「絶対当たる宝くじを買うようなもの」

今回の日米関税交渉の結果をコメ販売店はどう受け止めたのか。24日、愛知県岡崎市の渡辺米穀店を訪ねました。

(大石邦彦論説室長)
「看板が出ています、備蓄米7月30日午後2時から販売開始」

(渡辺米穀店 渡邊正明さん)
Q.この間も(備蓄米を)販売していなかった?
「6月の終わりに10トン入荷して思った以上の反響があって、10日くらいで売れてしまった。(備蓄米は)絶対当たる宝くじを買うようなものなので、なんで扱わないの?と言われたりした」

予想外!?古古古米を20トン追加注文「銘柄米が売れない…」

渡邊さんは、令和3年産の古古古米が8月まで売れ残ると思っていましたが予想外の売れ行きで、追加で今月中に20トン申し込んだといいます。

(渡邊さん)
「(備蓄米は)あればあるだけ売れるけど、逆にこちら(銘柄米)が売れない」

近づく新米の入荷時期を前に、5キロで4000円~5000円の銘柄米の売れ残りが出ないかと心配します。さらに…。