宮崎県は、21日に高原町で見つかった死んだ野生のイノシシ1頭について、豚熱の感染が確認されたと発表しました。

県によりますと、21日、高原町の道路わきで死んだ野生のイノシシ1頭が発見され、検査の結果、豚熱の感染が確認されました。

県内で野生イノシシの豚熱感染が確認されたのは7例目で、今回の個体が発見された場所は、今月11日に同じく高原町で発見された5例目の場所からおよそ400メートルの地点だということです。

県は、県内すべての農場で豚熱ワクチンが接種済みであるため、国の指針に基づき、豚の移動・搬出制限は行わないほか、経口ワクチンの追加散布は行わないとしています。