バスに関心を持ってもらおうと23日、仙台で交通局の整備工場などを親子で見学するツアーが行われました。

「しゅっぱつしんこう!」
イベントが行われたのは仙台市交通局の長町営業所です。バスで営業所を訪れた参加者は巨大なバス用の洗車機を車内から見学しました。

この「夏の親子探検ツアー」は仙台市交通局が毎年、行っているもので23日午前の市バスの部には抽選で選ばれた小学生と保護者あわせて37人が参加しました。

「バスの重さは10トン。八木山動物公園にいるゾウは7トンくらいなのでバスの方が少し重い。」
整備工場では、重さ10トンのバスを持ち上げてネジのゆるみがないか点検する作業を見学しました。また、実際にバスの整備に使用されている工具を使ってタイヤのボルトの締め付けにも挑戦しました。

参加した小学生:「かたくて手首が痛くなった。」
参加した小学生:「全体重をかけてみてもうまくいかなくて実際に働いている人はすごいと思った。どの仕事に就くか選ぶときに体験しておくと選択肢が広がると思った。」

制服を着て運転席でハンドルを握る体験もあり、参加した子どもたちはバスへの関心を深めていました。