きょうの東京株式市場で、日経平均株価は今年の最高値を更新し、きのうより1396円高い4万1171円で取引を終えました。終値として4万1000円台を回復するのはおよそ1年ぶりです。

関税交渉をめぐり、けさ日米が合意。日本への相互関税が25%から15%に引き下げられることになりました。また、自動車に対してすでに課している25%も既存の税率2.5%を含め15%となります。

これを受けて東京株式市場では関税をめぐる不透明感が後退し、取引開始直後から全面高の展開となりました。

輸出関連株が大きく買われ、▽トヨタが14%高、▽北米事業の割合が大きいマツダは一時ストップ高となるなど、関税の影響が懸念されていた自動車は特に値上がりしました。