岡山県は「新型コロナ」と「インフルエンザ」の同時流行を見据えて、発熱外来を増やすなど、医療提供体制を強化することを明らかにしました。


けさ(17日)開かれた対策本部会議で、県が発表しました。


岡山県では、「新型コロナ」と「インフルエンザ」が同時流行した場合、発熱患者数のピークは、1日あたり約1万2000人になる見通しです。


これを踏まえ、発熱外来の数を増やすとともに、休日に診療などを行なう医療機関が一定の基準を満たせば、1日あたり10万円~20万円を支援します。


(伊原木隆太 岡山県知事)
「大きな波がやってくるのはほぼ間違いありません。ぜひインフルエンザとコロナ両方のワクチンを、できるだけ早く打って備えていただきたい」


また岡山県は、きょうから来月30日までを「オミクロン株対応ワクチン接種強化期間」と定め、予約なし接種や、年末の夜間接種などを推進する方針です。