「ストリートビュー」が犯行の下見に?

地図のストリートビューで犯行の下見をされてしまう場合もあるそうです。
例えば▼鍵が一つしかなく侵入しやすい▼周りが塀に囲まれているなど、家周辺の画像は情報の宝庫です。
小宮教授によると、犯行前にバーチャル下見を行ってターゲットを決める犯罪グループが増えてきています。
ターゲットにされないための対策として、ストリートビューの画面右下の部分にある『問題の報告』からぼかしを依頼することができます。必ずしも受理されるわけではありませんが、受理された場合数日から数週間で反映されます。

コメンテーター 朝日奈央:
SNSも気をつけなきゃなと思って。リアルタイムで「今、夏休みの旅行に行ってます」ってあげちゃうと、「今家空いてるんだ」と思われるから、いろいろな角度で考え直さないといけないなと思いました。

続いては、子どもを犯罪から守るために知っておきたい知識です。

Q.より犯罪が起きやすいベンチは?

A:遊具の方を向いているベンチ
B:遊具とは逆側を向いているベンチ

正解は・・・
A:遊具の方を向いているベンチ

小宮教授:
大前提として、子どもの誘拐事件の8割は騙されて連れて行かれています。
つまり騙すためには、自然な環境で話しかけて会話をする必要がある。
Aだったら自然に声をかけて騙すことができるんですね。Bだと後ろ向きに話すので子どもや周りの人が不審に思うということです。