おととい投票が行われた参議院選挙で、東京・東久留米市の開票所から38枚の偽物の投票用紙が見つかったことがわかりました。

東久留米市の選挙管理委員会によりますと、市内に設置された参院選の開票所で、▼東京選挙区の投票箱から10枚、▼比例代表の投票箱から28枚、あわせて38枚の偽物の投票用紙が見つかりました。

偽物の投票用紙は実際のものと色や大きさがほぼ同じで、特定の政党名が書かれていたということです。

市は都の選挙管理委員会に相談した上で、すべて無効票として処理しました。市は何者かが投票の際に意図的に混入させた可能性があるとしていきさつを調べるとともに、警視庁に相談しているということです。