専門家「既存の政党に厳しい評価」
今回の結果について、政治学が専門の日本大学の林紀行教授【画像⑧】は「有権者が既存の政党に厳しい評価をしたのでは」とみています。
(日本大学 林紀行教授)
「香川と岡山の違いは何だったのかというと、国民民主党の候補者だったのか、立憲民主党の候補者だったのかというのが一番、結果を分けた大きな違いになったかと思います」
「全体の比例区で見ますと、やはり国民民主は前回よりも獲得の票を増やしておりますので、そういった世論に押された形の国民民主党の候補者だった香川では野党、国民民主党の候補者が勝利しましたが、残念ながら世論の後押しがプラスでもマイナスでもなかった立憲民主党の候補者が岡山で落選したという、こういう結果なのではないでしょうか」

街では、今後の国政運営について様々な声が聞かれました。
(街の人)
「やっぱり、物価高騰が困るのは困っていますね。自分の賃金が上がって無理なく買い物に行けたりとかするようになるといいなと思います」
「給付金って今だけじゃないですか。じゃなくって長い目で見た時の対策をもっと考えてほしいなとは思います。嬉しいですけど一時的にもらえるのも」
「当選した議員の方々には公約は守ってほしいなというのは思います」
「もう少し何かこう、経済のことであったりっていうのをもっとこう発信してくれたらいいなとは思います」
「子育てしやすかったり、老後も心配なんで、その辺が安心な日本になってほしいと思います。あと、戦争がないようにしていただけたらと思います」