20日に行われた参議院議員選挙で、福岡選挙区は、新人1人と現職2人、佐賀選挙区は現職1人が当選を果たし、一夜明けて、意気込みを語りました。

福岡選挙区

自民・現職の松山政司氏は、トップの得票で5期連続の当選を果たしました。

参政・新人の中田優子氏は、党のスローガン「日本人ファースト」を訴えて、初当選を果たし21日、福岡市の街頭に立ちました。

参政党 中田優子 氏
「まず、私たちは国民の方の目線で今からの物価高対策・経済対策を早急に行いたいとお伝えいたしましたので、そこに向けて一番に考えた上で行動してまいりたいと思っております」


公明の現職・下野六太氏は、国民の新人と立憲の現職を振り切り、2期目の当選です。

公明党 下野六太 氏
「生きづらさを抱えておられる方々を、助けて行くんだと、そういう方々にとって、優しい社会、思いやりのある社会を作って行くんだと。すぐにでも始めていきたい」

佐賀選挙区

一方、佐賀選挙区で3期目の当選を果たした自民・現職の山下雄平氏はけさ報道陣の取材に応じました。

自民党 山下雄平 氏
「直近の手取りを増やすとか直近の暮らしをよくするだけではなく継続的に日本全体の社会が良くなるように努力することが求められている」


投票率は、福岡選挙区で55.66%、佐賀選挙区で60.14%と3年前の参院選の投票率をそれぞれ6.9ポイント、9.02ポイント上回り、今回の参院選への関心が高かったことがうかがえます。