石破内閣との連携には否定的「消費税より国民生活を守るべき」
与党過半数割れの場合、国民民主党が政権に入る可能性について問われた榛葉氏は「少なくとも今の石破内閣と連携する気は全くない」と明言した。
その理由について「やっぱりこの国の目的というのは国の懐を豊かにすることではなくて国民の懐を豊かにすることだ。選挙途中で幹事長が『何が何でも消費税を守りきるんだ』と発言されたが、守りきらなければならないのは税ではなくて国民生活だ」と批判した。
さらに「国民生活を守るために税があるのであって、その手段と目的が取り違えた政治というのは、国民は納得するわけがない」と強調。「国民を豊かにするためにどういう法律、どういう税制なのか。6兆円も毎年この5年間平均して税金を取り過ぎ、税金の使い残しは7兆円、去年から今年は税収12兆増だ。で、国民生活はほぼ変わっていない」と指摘した。
「これなんで政治が我々国民に対する当事者意識がないのか。国民に寄り添わない政治に対して国民がまさに決断判断を下した選挙だと思う」と今回の選挙結果を総括した。