燃料価格の高騰から電気料金の値上げが止まりません。家計に重くのしかかる電気料金を節約するために、私たちが今からできることは何か。「電気のプロ」に節約術を聞きました。
■相次ぐ値上げ、街の声は切実・・・。
まずは、仙台市内で話を聞きました。

街の声:
「上がってはいますね。同じメーター数でも上がっている」
「暖房とか冷房ですかね、自分が我慢できれば抑えたりできるのはそこじゃないですか」
「高くなっているよね、燃料費が高くなっているから、こまめに消すようにはしている。(Q 何をですか?)電気。洗面所つけっぱなしだよとか言い続けるしかないんじゃないですかね」
「だんだん寒くなって来たのでいかに厚着をするか。後は本当はよくないが部屋を閉めて少しでも温かいエアコンの空気を逃がさないようにとかは、やっちゃっている」

新型コロナに、ロシアによるウクライナ侵攻、それに円安などを背景に燃料価格が高騰。電気料金が値上がりしています。特に、2016年4月以降に導入された自由料金プランで契約している家庭では、12月から燃料価格を電気料金に上乗せする額、燃料費調整額の上限が撤廃されるため、11月と比較すると、標準的な家庭のモデルで▼2366円値上がりすることになります。

家計への負担増は待ったなしです。私たちが今からできる節約術を「電気のプロ」に聞きました。
東北電力宮城支店販売カンパニーリビング営業 小野日花里さん:
「実は家庭で使われるエネルギーのうち年間で4分の1は暖房で使われている。暖房の仕方を見直すことによって大きな節電効果につながる」

教えてくれたのは、東北電力宮城支店の小野さん。暖房の仕方を見直せば、それだけでもだいぶ節約できそうです。では節約術「その1」は?