塩田知事と十島村の久保村長は、19日ヘリコプターで悪石島と小宝島に入り、被害状況を確認しました。
ふたりは、19日午前、県の防災ヘリで悪石島と小宝島に入り、それぞれの島の被害状況を確認をした後、島民と意見交換しました。

(塩田知事)「まだまだ地震とこれがいつまで続くか、先が見えないことについての今後の生活への不安といったものを抱えている、そのような印象を受けた」また塩田知事は今月31日で期限が切れる災害救助法の延長は現時点で考えていないと述べました。
十島村の久保源一郎村長は、「一刻でも早くもう少し元気になってもらえるような対策・対応を早め早めにしていかなければならない」と述べました。現在、悪石島には33人、小宝島には40人の島民が残っています。また二つの島から合わせて54人が、鹿児島市など島外に避難しています。
十島村では先月21日以降、震度1以上の地震を2177回観測しています。(午後5時現在)