■「もう詐欺よ詐欺」親が反対も…公開オーディションで思いの丈、叫ぶ
──応募したきっかけは何だったのでしょうか。「もともと『TGC北九州』を見に行こうと思いチケットを申し込むため公式ホームページをチェックしたら、出演者を募集するオーディションが開催されることを知り受けてみようと思いました。親には反対されましたが、エントリーして最初の書類審査を通過しました。2次選考は一般の人も投票に参加できる公開オーディションの形式で行われ、合格することができました」

1次審査は約1200人が応募。2次選考には30人が進み、このうち8人がモデルとして本番への出演が決まった。
──合格したときはどんな気持ちでしたか。
「とてもうれしかったし、驚きました。子どものころから憧れていたあのTGCの舞台に立てるんだと」
──公開オーディションではどんなことをしたのですか。
「ステージでウォーキングを披露し、1分間のスピーチを行いました。実はそのスピーチを『未成年の主張』風にやってみたんです」
スピーチでは、オーディション参加をめぐる親とのエピソードを披露。
※以下、全文
私は言いたいことがある。母親からあんたなオーディションとかいつまでそんなこと言っとんの?そんなのもう詐欺よ詐欺!芸能界とか絶対ムリなんやけん、わかっちょんやろ!
うるさーい。詐欺じゃないわー。諦めるなーおかだまき。何年かかってもTGCに絶対出る!
「マイクを使わずに大分弁で叫びました。こんなスピーチをしたのは私だけでしたけど、会場から歓声や笑い声も聞こえてきました。元々声が大きいし明るい性格なので、自分らしさを出すにはこの方法がピッタリだと思ったんです」
