バレーボールのネーションズリーグ予選で盛り上がりを見せている日本ラウンド。日本(世界ランク6位)はブラジル(同4位)に0ー3でストレート負けも、初スタメンのミドルブロッカー・西本圭吾(26)がプレーだけでなく気迫のこもった表情で存在感を発揮した。
西本はSVリーグでトップブロッカー(1セット当たりのブロック決定本数0.618本)のタイトルを獲得。この試合でもブロックポイントを含む8得点を挙げチームを盛り立てた。試合後「ずっとこの瞬間を待ちわびていた」と語った西本がブラジル戦を振り返った。※世界ランキングは日本戦終了時点

Q.大会初スタメンはどうだったか
西本選手:
ずっと他の選手が僕よりも先にスタメンになる中で、なかなか出場機会がなくてずっと悔しい思いをしていて、でもずっとこの瞬間を待ちわびていて準備して、必ず自分らしいプレーをするというふうに誓ってコートに立ちました。最高の時間でした。
Q.点を決めた後、自分らしさ全開のパフォーマンスに
西本選手:
SVリーグもそうですけど、自分らしさはそこかなと思うので、原点に返って自分らしくやれたかなと思います。なかなかブラジルという強豪国で流れが基本ブラジルに行くことが多かったんですけど、なんとかこちらの雰囲気、ホームなので引き寄せるために皆さんの力を借りるためにも、奮闘するというふうに誓ってプレーしたので、皆さん一緒にやって乗っかってくれて有難いです。

Q.攻撃面について
西本選手:
セッターがいい場面で使ってくれましたし、相手が外してる場面で使ってくれたので、必ず決めるつもりでいきました。終盤一つミスが出てあそこから点が変わってしまいましたし、相手のミドルに対してのディフェンスも自分に課題が残ってるので、ここはしっかり持ち帰って自分の成長に繋げていきたいと思います。
Q.第3セット25点目のブロックについて
西本選手:
ブロックをするために準備してましたし、ブロックをしなければ一緒に戦ってくれたメンバーに対して失礼な状態になってしまうので、ブロックできてまず良かったなと思います。
Q.次戦20日のアメリカ戦に向けて
西本選手:
非常に重要なゲームになります。選手はもちろん頑張ります。でも皆さんの力が本当に必要になるので、皆さんと一緒に最高の時間にできるように頑張っていくので、皆さんこれからも応援よろしくお願いします。
