有識者「各党の政策論争は低調」と評価

政治学を研究し、県明るい選挙推進協議会の会長を務める弘前学院大学の西東克介 教授です。西東教授は今回の参院選について、各党の政策論争は低調だと評価しています。

県明るい選挙推進協議会 会長
弘前学院大学 西東克介 教授
「私は(政策論争を)あまり盛り上がっていないとみています。目立った政策といえば、コメ政策をどうするのか。メディアでかなり話題になったところぐらい。本来改革しないといけない裏金問題や男女別姓の問題が、ほとんど手をつけられていない状況ですよね」

今回の参院選では、コメをはじめとする「農業政策」や「物価高騰対策」が争点の1つになっています。ただ、西東教授は具体的な公約の中身が異なるだけで各党ともに対策の必要性は一致していて、違いがわかりづらいと分析しています。
その中で、投票の判断材料のポイントにあげているのが、石破政権への評価です。