18日の大雨で新燃岳の周辺の川は火山灰で濁った水で増水しました。麓の人からは再び断水するのではないかと不安の声が聞かれます。

新燃岳火口からおよそ3キロの霧島市新湯では18日、県の雨量計で1時間に70ミリの非常に激しい雨が降りました。霧島川は18日、火山灰で濁った水で増水していました。

霧島川上流では流れこんだ火山灰などで水道管が破損し、今月10日以降霧島神宮近くの地域で一時断水しました。断水で5日間休業した飲食店からは、心配する声がきかれました。

(焼肉花粋苑 三宅高喜さん)
「また土石流がいつ来てもおかしくない状況でまた断水が起きるか不安」

(Q.あすから3連休だが)
「復旧したというのをちゃんと認知して戻ってきてくれるか不安」

霧島市内では、火山灰で配管が壊れた影響で個人宅を含む264軒で温泉の供給が止まっています。市は3週間以内をめどに、順次復旧させる予定です。