「ういてまて」ポイントは“力を入れてはいけない”

秋本記者:
「ういてまて」のポイントは、▼仰向けで、▼動かず顔を水面から出し、▼あご上げ気味に、▼肺に多くの空気を入れることです。

この体勢によって、海や川で流れや波が強い場所においても、体を安定して浮遊させることができるということです。

私も最初は難しくてすぐに沈んでしまったのですが、足を大きく広げてリラックスすることで上手く浮けるようになりました。

事前の経験の有無だけで、とっさの状況の動きは変わってくると思うので、1回でも練習していただくことが大切だと思います。

日比麻音子キャスター:
そこが重要だと思います。やはりいざというときにパニックになっていると、冷静な思考が非常に難しいと思うので、まずは「ういてまて」という5文字を覚えていただきたいです。

実際に水面に浮くコツとして、体のどの部分の力を意識することが重要ですか。

秋本記者:
逆に“力を入れてはいけない”という部分を意識することだと思います。とにかく溺れてしまったら冷静になって、力を抜いて浮くことです。

日比キャスター:
「ういてまて」のコツを掴んだきっかけなど、何かありましたか。

秋本記者:
やはり練習していく、試していくうちに、自分なりの浮くコツを体得できたのが大きいと思います。

南波雅俊キャスター:
水のレジャーでいうと、個人的には釣りに行くのですが、特に湖などは風が強く、激しい波が立っている場合もあります。そういう状況下で、気をつけるべきポイントなどはありますか。

秋本記者:
水に落ちてしまったとき、波があっても力を抜いて浮くことで、顔に水がかかってしまう場合でも冷静に対処できるのではないかと思います。

日比キャスター:
波があっても浮くことができると覚えておくことも大事かもしれません。