福岡ソフトバンクホークスは18日(金)、川口冬弥投手の1軍登録を抹消した。

川口投手は育成6位入団のルーキーで、身長187センチ、体重88キロと恵まれた体格から繰り出す150キロ超のストレートと鋭く落ちるフォークを武器とするリリーフ投手。2軍戦16試合に登板し、防御率0.98と結果を残し、今年6月に支配下登録を勝ち取った。

●川口冬弥投手(支配下登録会見)
「25歳という年齢でドラフトで指名して下さった球団に感謝の気持ちが大きいです。ここで満足せず通過点だと思って、日本シリーズで活躍することを目標に頑張りたいです。球場で名前がコールされた時にファンがワクワクするような『川口だったら大丈夫』と思われるようなスケールの大きな選手になりたい」

そして、プロデビュー戦となった6月21日の阪神戦では1イニングを無失点に抑えると、その後もアピールを続け、5試合に登板し防御率0.00と安定したピッチングを披露した。

しかし、17日(木)北九州でのロッテ戦、雨のため5回コールドゲームとなり、記録上は残らなかったが、2対2の6回表に登板すると、ロッテ上田選手にプロ初ホームランを打たれるなど4失点を喫していた。

ソフトバンクは19日(土)からベルーナドームで、前半戦最後のカード・西武との3連戦に臨む。