検察側「被害者の証言は信用性が高い」7年の求刑

検察側は岩永被告に対し懲役7年を求刑した。

検察側は被害女性の証言には高い信用性があり、岩永被告が犯行に及んだ事実は明らかだと主張した。

検察官は被害女性の証言の信用性が高い理由として次の5つの要素を挙げた。
(1)被害状況についての証言が具体的かつ合理的であること
(2)被害女性は飲酒していたものの、酩酊の程度は低く、自己に起きた状況について十分に認識記憶できる状況にあったこと
(3)女性が複数の友人に打ち明けた被害内容はいずれも同じ被害内容であって一貫していること
(4)全く見ず知らずの人物である被告人に対して虚偽内容の被害状況を証言する理由が全くないこと、
(5)警察に被害を申告した経緯に不自然な点がないこと