花火を楽しむ機会が増えるのを前に、火事やケガを防ごうと愛媛県松山市内の幼稚園で花火教室が開かれました。

松山市消防局が松山のぞみ幼稚園で開いた花火教室には、3歳から6歳の園児およそ80人が参加しました。

園児たちはまず、人形劇を楽しみながらクイズ形式で風が強い日は花火をしないことなど、注意点を学びました。

また万が一、服に火がついた時は、走り回らず、地面に倒れて転がるという対処法を体験しながら学びました。

この後、園児たちは園庭で消防の職員や消防団員に付き添ってもらいながら手持ち花火に火をつけ、人や建物に向けないことなど、安全な遊び方を実践していました。

そして、終わった後は、水が入ったバケツに入れるなど、火の始末を徹底していました。

(松山市消防局予防課・吉冨佳門消防司令補)
「取り扱いや注意事項を守らないと火傷などの恐れがあるので、しっかり取り扱いの注意やルールを守って取り扱ってほしい」