北アルプスの標高2,450メートル付近の登山道で17日、61歳の男性が足を滑らせて転倒し、自力で下山することが困難になったため、県警ヘリで救助されました。

17日午前10時半ごろ、北アルプス有峰にある雲ノ平付近の登山道で、三重県に住む61歳の団体職員の男性が足を滑らせて転倒しました。

男性は雲ノ平山荘から高天原山荘へ向かう途中で事故に遭い、左足首を骨折する重傷を負ったとみられています。

男性は自力で雲ノ平山荘まで戻り、しばらく安静にしていましたが、症状が回復せず自力での下山が困難になったため、18日朝、山荘を通じて富山南警察署に救助を要請しました。