参議院選挙の候補者の訴えや選挙戦について、2回に分けてお伝えしています。
宮崎選挙区に立候補しているのは、届け出順に次の方々です。
諸派で政治団体「NHK党」の新人、北川哲平氏。参政党の新人、滋井邦晃氏。立憲民主党の新人、山内佳菜子氏。自民党の現職、長峯誠氏の4人です。


候補者は何を訴え、どのような選挙戦を展開しているのでしょうか。
2回目は立憲民主党の山内佳菜子氏と自民党の長峯誠氏です。
立憲民主党 山内佳菜子氏
(立憲民主党 山内佳菜子候補)
「全国で物価高とも言われている。今こそ皆さんの暮らしを政治の力で支えなければいけないんじゃないでしょうか
立憲民主党・新人の山内佳菜子氏。
元新聞記者で、県議会議員を2期目途中まで務めて、参院選に出馬し、県内野党4党の事実上の統一候補となっています。
選挙戦では「物価高対策」について最も強く訴え、食料品の消費税率を原則1年間0%にし、導入までに1人2万円を給付することや、ガソリン暫定税率の廃止を実現したいとしています。

このほか、農業政策で消費者と生産者双方を支援することや、2人の子どもを育てる母親としての経験から、子育て支援にも取り組んでいくことを強調しています。
(立憲民主党 山内佳菜子候補)
「早いペースで少子化が加速しています。子どもたちは社会の未来です。社会全体を支えてくれる子どもたちを社会全体で支えていこうではありませんか」

山内氏を後押ししようと党の幹部も続々と宮崎入り。
公示日には野田佳彦代表が国富町で第一声をあげました。
(立憲民主党 野田佳彦代表)
「ジャーナリストとして現地・現場に行き、県議として課題解決のためにもまさにこれまで奮闘してきた。それを国政で今度は生かそうとしている山内佳菜子へお力をいただきますようにお願いを申し上げたいと思います」
山内氏は、県内全域で集会や演説会を開くなどして支持拡大を図るとともに、無党派層の取り込みにも力を入れています。
(立憲民主党 山内佳菜子候補)
「今の政治に対して不信感を持っている方もたくさんいらっしゃることも感じているので、今こそ信頼できる政治を一緒に実現していきましょう。政治が変われば暮らしが変わるということを改めてお伝えしたいと思っています」
