8月、福島県いわき市で常磐道と小名浜港を結ぶ「小名浜道路」が開通します。

7月17日は開通を前に、県や地元の警察などが合同の防災訓練を行い、事故発生時の連携を確認しました。

小名浜道路は、常磐道と小名浜港を結ぶ全長8・3キロの無料の自動車専用道路です。

これまで常磐道から小名浜までは車で30分かかっていましたが、開通によって13分に短縮することができます。
一日に1万3800台の通行が見込まれ、観光交流の活発化や物流の円滑化などが期待されています。

一方、道路の開通で心配されるのが交通事故です。
訓練では、小名浜道路で衝突事故が発生した想定で行われ、県と地元の消防や警察およそ40人が参加しました。
現場では負傷者の救助や道路の通行止めなどを行い、事故発生時の手順を確認していました。

【県いわき建設事務所事業部・櫻澤一朝部長】
「本日の訓練を踏まえまして、関係の皆様と連携を強化しながら、安全で快適な通行を支えてまいりたいと思います」

いわき市の小名浜道路は、8月7日に開通します。