日本スポーツ協会・JSPOは、16日、東京都内で理事会を開き、2030年開催予定の 第84回国民スポーツ大会・国スポについて、島根県を開催地とすることを内定しました。

JSPOの理事会には、遠藤利明会長などあわせて27人が出席し、2030年の国スポ開催地について島根県とすることを内定しました。

そして、島根県の丸山達也知事に開催内定書が手渡されました。

アスリートや関係者など、期間中には大勢の人の来県が見込まれる国スポ。島根県は、「島根かみあり国スポ」として競技施設の整備や改修などについても準備を進めています。

島根県 丸山達也知事
「多くのアスリート、指導者の皆様を全国からお迎えし、人と人とのつながり、絆を深め育む大会としていきたいと思っており、県民一丸となってこれから準備に邁進してまいりたい」

一方、国スポについては、開催地の自治体の負担が大きいとして見直し論が広がっている他、国などに負担軽減を求める声も高まっています。

また、開催時期が、秋の観光シーズンと重なるため、島根県は日程を分散したい考えで、JSPOと協議を続けることにしています。