各地で熱中症警戒アラートが発表されるなど厳しい暑さが続く中、暑さと共に注意しなければならないのが紫外線。

肌のケアだけでなく、実は”目”も日焼けに対する注意が必要なんです。

目が日焼けするとどうなる?サングラスはどんなタイプを選んだらよいのでしょうか。

「寝られないほど痛い」連日の厳しい暑さ。

ギラギラと照りつける太陽の光にはこの時期、大量の紫外線が含まれています。

こちらは紫外線が体に与える影響を数値化したものです。(2015年~2024年の気象庁のデータを基にRKBで集計)

福岡県の過去10年間の月別の平均ではやはり7月と8月が多く、まさに今、対策が必要となっています。

福岡山王病院 アイセンター長 内尾英一 医師
「紫外線は目に良いということはほとんどなくて、害ばかりです」

福岡市の福岡山王病院の内尾医師です。目の日焼けの怖さについて次のように話します。

福岡山王病院 アイセンター長 内尾英一 医師
「外傷に近いと思うんですけれども、UVB(紫外線B波)を急激に浴びることによって、角膜の細胞が死んでしまう。そうすると目の皮がペロッとむけてしまってすごく痛くなったり、見えなくなったりするものがあり、皮がむけるとものすごく痛い。それはもう本当に寝られないぐらい」