広島県北広島町で15日、男性がクマにひっかかれてけがをしました。付近では、パトロールが強化されています。クマの被害は全国各地でも相次いでいます。なぜこの時期、クマの目撃情報が相次いでいるのか。
北広島町によりますと、15日午前7時ごろ北広島町小原で男性が、軒下にいた小型のツキノワグマにひっかかれたということです。男性は左足の太ももやふくらはぎに軽いけがをしました。男性は、隣の空き家にある養蜂用の巣箱を確認するため、1人で歩いていたということです。

近くの住民「(クマは)時季によって出ますよ。足跡もちゃんとあるし、小さい子どもの足跡もある」
7月に入ってからは、芸北地区で、クマの目撃情報が1件あったということです。現場近くでは、16日から、クマレンジャーによるパトロールや、箱わなを設置するなどしています。