富士山やピラミッドを、まさかのモノで忠実に再現。“食べられる世界遺産”です。

■「エアーズロック」「富士山」「ピラミッド」 高級和牛で世界遺産を再現!?

エジプトの「ピラミッド」に…
オーストラリアの「エアーズロック」。
いずれも世界遺産です。

これら実は…お肉!
最高峰の「宮崎牛」を使用してつくられた“フードアート作品”なんです。

依頼したのはJA宮崎経済連。

J A宮崎経済連 肉用牛課・高橋未知さん
「国内はもちろん世界に発信して宮崎牛を有名にしたいなと」

使用した宮崎牛は110キロ以上
総額150万円をかけ、あらゆる部位をそろえました。

撮影日に使う肉の部位をオーディションで決めた「エアーズロック」。より形が近いサーロインに決定しました。本物と比べてみてもそっくりです!

「赤富士」には薄切りロース肉を採用。生肉のためスタジオの温度は7℃に設定され、9 月にも関わらずスタッフはダウンジャケットを着て撮影しました。

POPS クリエイティブディレクター 田中淳一さん
「もうお肉ファーストで!宮崎牛は脂質がいいので溶けやすいんですよね。新鮮な色を損なわずにどうしていくか」

リアルさの追求と、美味しく見せる追求。2つのバランスにとにかく苦労したこの作品。
撮影後には調理しなおした宮崎牛をスタッフ全員で食べたそうで…

POPS クリエイティブディレクター 田中淳一さん
「あんないいお肉を食べないわけにはいかない。みんなそれを目当てに遅くまで頑張っていたところはあります」