戦後80年を迎えますが、今も沖縄本島北部沖の海底には、今も終戦の年に日本軍機の特攻を受けたアメリカの軍艦が横たわっています。

その軍艦を、九州大学の調査研究グループが立体的に復元しました。

そこで明らかになったのは、高度な飛行技術を持つ、旧日本軍の教官たちがたどった数奇な運命。

調査研究にあたった菅浩伸教授はこう話します。
「震えるような衝撃だった」

戦争の実像を伝えます。

水中で撮影した アメリカの軍艦「エモンズ」

水深40メートルを超える海底に横たわる巨大な船。

今年5月沖縄本島北部に位置する古宇利島の沖で撮影したものです。

沈んでいるのはアメリカの軍艦「エモンズ」。
1945年4月6日、日本軍機の特攻を受けて航行不能となりアメリカ軍によって沈没処分されました。