参議院議員選挙の不在者投票が16日、鹿児島市立病院で行われ、入院患者が一票を投じました。

不在者投票は、入院などの理由で投票日に投票所へ行けない有権者を対象に行われるものです。

鹿児島市立病院には入院患者のうち360人に選挙権があり、そのうち44人が投票を希望しています。

16日あさ、院内の大会議室に開設された投票所に入院患者が訪れ、一票を投じていました。

(投票した入院患者)「まさかこのような不在者投票があるとは思わなかった。いいことだと思う。物価をおさえて賃上げをするのが一番大事なのでは」

(投票した入院患者)「権利を行使するという意味でどこにいても投票できないといけないと感じている」

鹿児島市立病院での不在者投票は、午後から投票箱を持った職員が各病室をまわり投票が行われるということです。