飲食店を狙う“ドタキャン詐欺”。その手口とは?
「まさか自分が…」飲食店から約100万円だまし取る“巧妙な手口”
飲食店を狙う“ドタキャン詐欺”。被害に遭ったのは富山市内の飲食店でした。

被害に遭った飲食店の店主
「まさか自分がこんなことになるなんて」
6月に「シラカワ」と名乗る男から「医師の集まりで翌日に利用したい」という予約の連絡がありました。
シラカワと名乗る男
「あす6名で会食したい」
「1万5千円ぐらいのコースで1人大体2万円ぐらいに収まればいい」
すると予約当日、「シラカワ」から連絡が入ります。

「シラカワ」と名乗る男
「急きょ ワインを用意してほしい」
「自分が紹介する酒店にそのワインがあるので、代金を立て替えてほしい」
指示されたのは1本24万円の高級ワイン4本、計96万円です。店主は「シラカワ」の言葉を信じ、酒店の個人名義の銀行口座にお金を振り込んでしまいました。
被害に遭った飲食店の店主
「個人に振り込むなんて普通はあり得ないというか、そこで疑問を持てばよかったんですけど…」
その後「シラカワ」や「酒店」とは連絡が取れなくなり、時間になっても店には現れず予約は”ドタキャン”に。高級ワインも届きませんでした。