今回の参議院選挙、テレビ高知では、徳島・高知の“合区”選挙区に立候補している4人の候補者の戦いぶりを取材しました。徳島と高知、それぞれの県での選挙戦に密着していて、今回は、参政党の新人・金城幹泰候補の、高知での戦いぶりをお伝えします。
参議院議員選挙、徳島・高知選挙区には、4人が立候補しています。
(届け出順)
◆自民党・新人 大石宗 候補(おおいし・しゅう)
◆無所属・現職 広田一 候補(ひろた・はじめ)
◆参政党・新人 金城幹泰 候補(きんじょう・みきひろ)
◆政治団体 NHK党・新人 中島康治 候補(なかじま・やすはる)
◆金城幹泰 候補
「子どもたちの未来を作るのが政治の仕事です。ぜひ我々参政党とともに、社会のこと、政治のこと、国民みんなで関心を持って、一緒に考えて政治に参加をしていきましょう」
参政党の新人、金城幹泰(きんじょう・みきひろ)候補、43歳。党が結党された2020年に入党し、去年、参院選への出馬を決意しました。
党名の通り、強く訴えるのは「政治への参加」。今の政治について、「既存政党のバックにある組織や団体に向いている」と指摘し、「投票で自分たちの声を届けてほしい」と訴えます。
◆金城幹泰 候補
「自民党だけが減税に唯一反対しています。ですから、そういうことを我々は踏まえたうえで、政治に参加する必要があるんです。どの政党がどういう政策を打っていて、それは正しいのか、間違っているのか、自分たちの暮らしにどういう影響が出るのかと。国民みんなが政治のことを考えることによって、(投票率を)8割まで上げることができれば、日本の政治は全部ひっくり返ります」
選挙への挑戦は、初めて。自身の認知度の低さを課題と捉えていて、人通りが多い所を中心に、多い日には10か所以上で街頭演説を行っています。数少ない陣営のため、自身が選挙道具の片付けを行うことも。
ただ、参政党が全国の地方選挙で党勢を拡大していることもあり、神谷代表が応援で来高した際には、主催者発表で300人以上が集まりました。
◆金城幹泰 候補
「けっこう、数字で『参政党いくらあるぞ』って言われているんですけど、かなり良いように言ってもらっているのかなと我々感じていますので、あまり浮き足立たずにですね、しっかりと高知県のみなさんに我々の思い届けたいと思います」
インターネット、SNSのうねりに一喜一憂はしない。1人でも多くの有権者に政治に参加してもらうため、1歩1歩、自身への支持を積み重ねていきます。