先月からスーパーなどで相次いで販売されている随意契約の備蓄米の販売が拡大しています。県内におよそ450店舗を展開する大手コンビニでもきょう(15日)から販売が始まりました。

15日朝、長野市のセブン-イレブンでは2021年産の備蓄米・古古古米が店頭に並べられました。
2キロ・775円の備蓄米は、先月17日から東京や大阪で販売が始まり、県内では、きょう(15日)からです。
土屋記者リポート:「きょうから販売が始まったセブン‐イレブンの備蓄米、最大の特徴は無洗米です」
セブン‐イレブン・ジャパン 後藤邦之ゾーンマネジャー:「(無洗米は)節水にもつながるし、調理の手前を省いて、多くの生活スタイルに合った形での提供」
一店舗あたり最大10袋で、初日のきょう(15日)は長野市の一部などおよそ80店舗で売り出されました。
早速、備蓄米を見つけて買い求めた人も。
購入した人は:「びっくり、コンビニにあるとうれしい。無洗米だし、助かる。味もみてみたいというのがある」
今週は主に北信地域に入荷し、順次、県内全域の店頭に並ぶということです。
利用客は:「いいんじゃないですか、誰でも買える。高校生が2人いるので、うちとしては量が多いのがほしい」

セブン‐イレブン・ジャパンは、6月下旬に中食(なかしょく)用の備蓄米・3000トンを随意契約で追加申請していて、今後、弁当などの商品で備蓄米を使うことも検討しているということです。