熊本市にあるバス会社で、新たな熱中症対策が始まりました。

約140人の運転手が乗務にあたる熊本都市バスが15日に始めたのが…

熊本都市バス 村崎さおり管理課長「制帽の着用の任意化を始めました」

「暑ければ帽子を被らない」その判断を運転手に任せる新たなクールビズです。

そこに座らなければ分からない暑さ

運転手「なかなかこの数だけでもそんなに冷えないんですよね」

ベテラン運転手が話すのは、運転席の暑さについて。席の上にはエアコンの吹き出し口が4か所ありますが…。

運転手「そんなに強い風が来てるわけではないので、制帽のあるなしだけでも涼しさの感覚は変わってくる」

フロントガラスが大きく、ドアの開け閉めが多いバスでは運転席が特に暑く、トレードマークの制帽が依然から課題でした。

運転手「ここに座った人間じゃないとわからない」

すでにネクタイやサングラスの着用も任意化した熊本都市バスでは、運転手を守るためにスタイルの多様化が進んでいます。