SNS型投資詐欺を未然に防いだとして、宮崎市の銀行員2人に警察から感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのは、宮崎太陽銀行清武支店の小川直也さんと、宮崎銀行大塚中央支店の田中大輝さんです。

2人は、先月、それぞれの支店で高額な振り込みのため来店した高齢者の話を聞き、投資詐欺の可能性が高いと判断。警察に通報するなどして詐欺被害を防ぎました。

(宮崎銀行大塚中央支店 田中大輝さん)
「振込先の指定がないにもかかわらず、振り込みを急かしていたので、不審に思った」

(宮崎太陽銀行清武支店 小川直也さん)
「不審に感じるところ、金額や振り込みというワードがあった際には時間をかけてお客様にお話をしたうえで対応していきたい」

今年、県内では5月末までにSNS型投資詐欺が16件発生し、被害総額は2億2100万円余にのぼっています。