ピケットにより山梨らしさを加えるのが瓶を温めるお湯です。
ワインに炭酸ガスを閉じ込める「二次発酵」を促すためのものですが、今回は特別に笛吹市・石和温泉郷の温泉水を使いました。

3月1日に温泉水を使った2次発酵の作業が行われました。温泉水は石和温泉街で澤田屋酒店を営む早川徹さんが自宅に引いている源泉をドメーヌヒデ に持ち込みました。
ドメーヌヒデ 渋谷英雄社長:
ちょうど36度くらいの酵母が活性化する温度まで上げることができた。
シャープで飲み口が爽やかなピケットができると思う。
澤田屋酒店経営 早川徹さん:
楽しみです。
一般的な二次発酵は空調で温めた部屋に置くといった手法をとりますが、温泉水を使うことで効率のよい加温だけでなく、地域資源の活用というストーリー性を高めるのも狙いの一つです。
早川さん:
山梨のワインを一生懸命売りたいという気持ちの中で、地元の温泉を使えるということでより地元の活性化につなげることができるのかな。