参議院議員選挙・鹿児島選挙区について、JNNが中盤情勢を分析した結果、無所属・新人の尾辻朋実さんがリードし、他の候補が追う展開となっています。

JNNでは12日と13日、有権者を対象にインターネット調査を行い、取材を加味して選挙戦中盤の情勢を分析しました。

調査の結果、無所属新人で立憲民主党が推薦する尾辻朋実さんがリードし、その後を、自民党元職で公明党が推薦する園田修光さんと、参政党新人の牧野俊一さんの2人が追い、政治団体「NHK党」新人の山本貴平さんは厳しい戦いとなっています。

支持政党別にみると、尾辻さんは推薦を受ける立憲民主党支持層の9割近くと、父親が所属する自民党支持層の3割が支持し、さらに無党派層も6割の支持を得ています。

園田さんは自民党支持層の半数ほどの支持にとどまり、無党派層からの支持は1割近くとみられます。

牧野さんは参政党支持層のほとんどを固め、無党派層はおよそ3割が支持しています。

山本さんは苦戦しています。

ただ、回答者の3割以上が投票先を決めておらず、情勢は今後、変わる可能性があります。