こうした中、JX通信社の米重さんは「SNSには好みの情報しか表示されなくなる特性がある」として注意を呼びかけます。
JX通信社・米重克洋 代表取締役
「特定の政治的な考え方だとか、政治家の発信を見始めると、その政治家あるいは正式な発信に近い情報しか表示されなくなっていくという、タコ壺的に情報収集の幅が狭まっていくというデメリットがある」

ほかに、フェイクニュースや誇張された情報が氾濫しているとして、一定の距離を置いた利用を勧めています。
JX通信社・米重克洋 代表取締役
「何らかの形でしっかり一次ソースに当たって確かめていくほか、情報の確認をする時間がないとかそういう手間がかけられないという場合には、あくまでそういった意見もあると受け流していくような、少し距離を置いた情報収集をしていくということが必要」

便利な反面、不確かな情報も流れていることから米重さんは、複数の情報源で政策を見極め投票することが重要と話していました。
仙台市内でのアンケートでは(4)インターネットやSNSが最も多い45人となったのですが、実は今回のアンケート「選挙に行くつもりはない」という5つ目の選択肢を用意していました。

ここにシールを貼る方は1人もおらず、みなさん「投票には行く」と話していました。
参議院選挙は7月20日に投開票で、期日前投票は前日19日まで行われています。