ロシアの侵攻が続くウクライナの女子高校生が仙台市内の神社を参拝しました。
高校生は日本の文化に触れるとともに祖国と世界の平和を祈りました。

仙台市宮城野区の榴岡(つつじがおか)天満宮を参拝したのは、ウクライナ中央部の都市チェルカースィから日本を訪れている16歳と17歳の女子高校生6人です。

拝殿で神職からおはらいを受けた後、玉串を捧げ、雅楽と神楽を初めて鑑賞しました。

6人は、仙台育英学園高校で社会奉仕活動を行うインターアクト部との国際交流などを目的に7月8日から仙台を訪れていて、地元ロータリークラブの紹介で天満宮を参拝しました。

ウクライナの高校生
「きょうの雅楽を聴いて大変感動した。皆さんと一緒に平和と自由のお祈りができてうれしく思う」

参拝の後にはウクライナや世界の平和を願い、絵馬にメッセージを記しました。

6人は15日以降も育英高校などで国際交流やウクライナの現状を伝える活動を行い、7月23日に帰国します。