症状を和らげるには・・・大事なのは周りの理解
(川野AN)「更年期障害の症状を和らげる方法はあります」
(澁谷祐太朗AN:以下、澁谷AN)
「それが一番気になるところですよね」
(川野AN)
「例えば、ホルモン補充療法。これは貼り薬が最新だそうです。他にも、漢方薬や生活習慣の改善ということで取り組んでいきます。

(川野AN)
ただ、一番大事なのは周りの理解だと言われています
厚生労働省の調べによりますと、『周りに相談できているか?』という質問に対して、『相談していない』、もしくは、『相談したくない』と回答した方は40代で45.5%、50代で55.0%にのぼりました。

(川野AN)
この数字について、藤島さん女性としてはどう思いますか。」
(藤島AN)
「自分が『こういう症状がありますって言ってもわかってくれないだろうな』という部分があるのかなって思います」。
(川野AN)
「『更年期障害』は月経からのこの女性ホルモンのバランスが崩れるというものだから、バックに月経というものがあるので、どうしてもやっぱり周囲の人に話しづらいっていうことはあるのかもしれませんよね」
(藤島AN)
「確かに難しいところですね」
(川野AN)
「とにかく1人で抱え込まないことが大事だと山口先生はおっしゃっていました」
(山口先生)
「更年期障害の症状がある女性が誰に相談できるかということに対しては、例えば、ご主人に相談するとしても、ご主人は自分のことではないのでよくわからないと言われるわけですね
例えば、仕事の上司に相談したとしても、上司がそのことを理解していなければ、なかなか解決することにならないわけです。
症状が段々ひどくなってきて、仕事でミスを犯すようになってくると、『もう自分はもう働けない』と言って辞める方が結構出てくるということが問題視されています。
結局、この更年期障害の問題、決してその女性1人の問題ではなくて、やはり社会の問題として捉えるべきなんだと思います」

※MRTテレビ「Check!」11月9日(水)放送 「どゆこと!?」を再構成