縄文時代の土器や土偶を一堂に集めた「世界遺産縄文」展が7月12日から宮城県多賀城市の東北歴史博物館で始まりました。
東北歴史博物館で開幕した「世界遺産縄文」展。

会場には、2021年に世界遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の出土品や国宝に指定されている土偶などおよそ420点が並び、縄文人の精神性や当時の生活を垣間見ることができます。

訪れた人たちは1万年以上続いた縄文時代に想像を巡らせながら貴重な品々に見入っていました。

訪れた人:
「土偶をどういう時に使うのかとか、縄文の時は何を食べてたのかとか、道具の名前とかを勉強しました」

東北歴史博物館 山田凛太郎学芸員:
「縄文人がその時代時代で残した非常に特色のある資料、さまざまな生活の息づかいを感じられるものを見てもらいたい」

「世界遺産縄文」展は、多賀城市の東北歴史博物館で9月15日まで開かれています。