大分県日田市の公民館に勤務する男性が、地域団体の活動費から60万円近くを私的に流用していたことがわかりました。

日田市公民館運営事業団によりますと、経理に携わっていた公民館主事の40代の男性が2021年度からおよそ3年間にわたり、2つの地域団体の活動費から現金を引き出し私的流用を繰り返していました。

引き出した額は58万円余りで、ギャンブルやキャッシングローンの返済などに充てたということです。

6月、2024年度の決算報告を作成する際に不明な入出金があり、問題が発覚しました。男性は私的流用を認めて6月27日全額返済しています。

事業団は刑事告訴をしない方針で、厳正に処分したいとしています。