11日に発表された帝国データバンクの情報によりますと、青森県八戸市の(有)山地左官工業は、7月3日に青森地裁八戸支部より破産開始決定を受けたということです。
帝国データバンクの情報によりますと…
(有)山地左官工業は、1964年(昭和39年)5月創業、91年(平成3年)3月に法人改組された左官工事業者で、八戸市内及び周辺地域を営業エリアとして、住宅建築に関連した左官工事、土木工事、タイル・ブロック工事を手がけ、2019年8月期には年売上高約1億200万円を計上していたといいます。
しかし、ここ数年は住宅着工数の減少や同業他社との競合もあり受注が減少。2024年8月期の年売上高は約4400万円に落ち込み、過年度の赤字より債務超過に陥っていたということです。
その後も業況は改善せず資金繰りが限界に達したことから、2024年11月末で従業員2名を解雇し、事業を断念したということです。
負債は、債権者約13名に対し約3000万円とみられています。