鳥取市の20代男性が、マッチングアプリで知り合った女とのやりとりをきっかけに、6万5千円分の電子マネーをだまし取られる被害にあいました。
被害にあったのは鳥取市に住む20代の男性です。先月26日、男性はマッチングアプリで女と知り合い、LINEでやりとりを始めました。
女は「お金を払ってくれたら性的なサービスを提供してあげる」と持ちかけ、男性は翌27日に会う約束をしました。
しかし待ち合わせ直前になると、女から「サービス料金として電子マネー1万5千円分を購入して」と連絡があったため、男性はコンビニで購入し、お客様控えを撮影して送信しました。
その後も女は「以前客に暴力を振るわれたことがある」として、「暴力を振るわない担保として5万円が必要」と要求。男性は再び電子マネーを購入し、控えを送りました。
さらに「家の家具を壊されたことがある」として、10万円の「住宅保証金」まで求められた男性は、ようやく不審に思い、詐欺に気づいたということです。
警察は「見知らぬ人からメッセージで金銭を要求された場合は詐欺を疑って」と注意を呼びかけています。また「電子マネーの購入を求められ、カード記載の番号などの送信を求められたら詐欺」だとして、不安を感じたら相談するよう呼びかけています。