大分県豊後大野市清川町特産のクリーンピーチが旬入りし、例年よりも糖度が高い「幻の桃」を多くのファンが買い求めていました。

クリーンピーチは固めの触感と、高い糖度が特徴で豊後大野市清川町で11の生産者が育てていて、出荷シーズンを迎えたことから10日、旬入りが宣言されました。

流通量が限られているため「幻の桃」と呼ばれ、道の駅きよかわには整理券が配布されるほど毎年多くのファンが訪れます。

今年は天候の影響でサイズは小ぶりですが、例年より糖度が高く仕上がっているということです。

(清川町桃部会・小野康成部会長)「生産者が1年間手塩にかけてやっている分、やっとこの時期が来たなと。小粒なんだけど、糖度が上がっている状況でまた買いに来たいなと思ってくれたらうれしい」

クリーンピーチは8月上旬までに例年並みの10トンが出荷される見込みで、道の駅きよかわを中心に販売されています。