岩手県宮古市の中学生が県の震災復興事業として、地域で整備が進められている水門の建設現場を訪れ、人や町を守るための施設を見学しました。

見学が行われたのは、宮古市の藤原地区で整備が進む閉伊川水門です。
10日は、市内の第二中学校の1年生23人が建設現場を訪れ、関係者から事業の概要などの説明を受けました。

この施設は、津波から人や町を守るため土台に直径1メートル長さ45メートルの杭が144本も打ち込まれています。
生徒たちは、シミュレーション動画で水門のゲートが閉まる様子などを視聴しながら、地域の防災の要となる施設について学んでいました。

閉伊川水門は、2026年度末に完成する見込みです。