宮城県東松島市にある航空自衛隊松島基地で、7月にアメリカ軍の大規模訓練が行われるのを前に、市が県に対し連絡態勢の整備などを求める要望書を提出しました。

10日は、宮城県東松島市の渥美巖市長が県庁を訪れ、伊藤哲也副知事に要望書を手渡しました。

要望書では、訓練期間中の連絡態勢の整備を求めたほか、騒音の測定器を増設し、結果を共有するよう求めています。

渥美巖 東松島市長:
「一番の心配は騒音問題、県、国と連携を取って、騒音の問題についても調査をして、公表できるようにしたい」

伊藤哲也 副知事:
「何かあった時には、迅速に東松島市と連携して防衛局などと対応を協議していきたい」

アメリカ軍の大規模訓練「レゾリュート・フォース・パシフィック」は、青森県の三沢基地などで、9日から始まり、松島基地での訓練は、7月22日から30日まで行われます。

訓練には、F-35Aなどアメリカ軍の戦闘機が参加し、自衛隊との連携などを確認する予定です。