イネの生育調査が、宮城県内各地で行われ、大崎市内の水田は、7ミリ程度に成長した穂の基となる幼い穂=幼穂(ようすい)が確認されました。

イネの生育調査は、宮城県内28か所で行われました。

このうち、宮城県大崎市田尻のひとめぼれの水田では、いずれも平均で草丈が76.2cm、1㎡あたりの茎の数は597.3本、葉の数は10.6枚となり、葉の数を除いて過去5年の平均の値を上回りました。

6ミリから7ミリ程度に成長した幼い穂=幼穂(ようすい)も確認され、平年より2日から3日早く生育しているということです。

県美里農業改良普及センター 酒井球絵技術主任主査:
「イネの穂が、水を必要としているので、水を切らさず入れ過ぎず飽水管理というが、数日おきに水を入れる管理をしてほしい」

県は、高温の影響で葉の色が薄くなっている水田では、追肥をしてほしいと呼びかけています。